悪徳業者のセールスマンは勝手に敷地に入ってきます。
水質検査やシロアリ診断など、悪質業者は家に上がりこむために様々な口実を使います。
彼らは販売のプロですが、建築のプロという補償はどこにもありません。
家の問題点を指摘し、『今リフォームをしないと大変なことになる』などといって不安にさせます。
その他には、
「水道管の点検が市民の義務になりました。水道管の無料点検中です。」
などと言って、
「大変です!・・・水道管が駄目になっていて、このままでは、病気になります!」
などの不安をあおり、高額な水道工事や、浄水器を買わせるのが、この商法のポイントです。
最初は低い金額から徐々に高い金額になり、最後には身ぐるみをはがすように大金を消費者に出させている会社があります。
危険商法これは、水道局から来たと思わせる、語り商法でくる業者が多いのです。
「水道水の検査に周っています、赤水が出ませんか?」
などと言って、水道水に薬品を入れて、「
これは、からだによくない水はこのように反応が出て、こういう水をこの製品を使えば、このように浄化されて、安心です!」
と、消費者の判断を狂わせ、浄水器などの高額な商品を売りつけるのが、この商法のポイントです。
無料点検後、問題点を指摘しセールスに入ったり、ひどい場合には、見えないところで業者自らが壊して(例えば、かわらを点検すると言って、屋根に上った後、自分で割るなど)セールスを勧める場合もあります。
無料点検は、あくまでも消費者のためにやっているのではなく、業者が仕事を見つけるためにやっていると考えてください。
無料点検、無料診断、診断商法
カタリ商法
よく昔から有名な、「○○消防庁のほうからきました□□です・・・・」とか、
「○○水道局のものです・・・・」とか、
「○○電力のグループの保全サービスをしている□□です。」
「○○メーカーのグループでメンテナンスをしている会社です・・・」
「○○ホームセンターです」「○○農協です」「○○生協です」と、
信用されそうな有名な名前を出しきます。
そのグループの傘下のように思わせ、その○○から言われてとか、指示を受けてお伺いしたとか・・・
昔からそういう語り商法の一つとしてそういう手口で訪問します。
実例としてある日、「保健所のほうから来ました」と言って、浄水器の訪問販売員が若夫婦の自宅にやって来ました。
保健所の所員と思った夫婦が家に上げると、販売員はへんな器具を出して、井戸水の検査をすると言います。
言われたとおり水を汲んでくると、へんな実験が始まり、その結果、井戸水がダイオキシンに汚染されていることが判明した、と言われました。
驚く夫婦に対し、販売員は言葉巧みに売り込んで、簡易浄水器を法外な値段で売りつけます。
現金がなければローンでも、ということで若夫婦はローンの契約書にサインしてしまいました。という実例もあります。
悪徳業者に狙われている家2
子供たちが出たあとの老夫婦や老人の一人暮らしの家を悪徳業者は狙ってきます。
悪徳業者に狙われる家には、家のどこかに、その悪徳業者がみればわかる、記しがついているのです。
最近では、そのことをわかっている営業マンが人知れず、巧妙な手口を使ってきています。
あまりにも巧妙なので、何も知らない方はそういう悪質な営業マンにすっかり騙されていて、騙されても、何回も騙されても騙されていることに気がついていない方も数少なくありません。
その狙われる家に住んでいる方にはそれが印だと、気がつかないのです。
そしてその印のついているお宅がいつもその悪質業者や、他の業者にも狙われて、いわば食い物にされているわけです。
何故、住んでいる方にはそれが記しとして気がつかないのでしょうか。
マークはさりげなくついています。
玄関先・玄関ドア・門柱・郵便受けなどに変なシールはありませんか?
または小さく、マジックで○や□、アルファベットなどが書き込まれています。
屋外設置の器具で「検査済み」チェックマークを装ったマークがありませんか?
ある特定の会社のステッカーがマークになっている場合もあります。
その会社が悪徳業者の場合もありますし、全く関係ない普通の会社さんのステッカーがマークになっている場合もあります。
悪徳業者に狙われている家1
悪質業者は、むやみに訪問をしているわけではありません。
それでは効率が悪いからです。
悪質業者の場合、データを見れば、ここの家はどこから攻めれば、お金を出させることができるという、ノウハウをもっています。
いかにも訪問販売ではないように見せ、巧妙な、言葉で偶然を装ってきます。
悪質業者がどのようなデータを持ってきているかといいますと、消費者の方が今まで買った製品の顧客情報の一部が外部に漏れています。
そのデータを元に営業マンがやってくるのです。
何年の何月に○○電気店でテレビを買ったとか、通信販売で何々を買ったとか、そういうデータが1件100円〜300円とかで、名簿を売っている業者がいるのです。
最近、カード詐欺事件や、インターネット・サイト会員情報の流出による顧客情報漏れが、よくテレビや雑誌で見たり、聞いたりします。
ここのお宅は○○年○○月○○日に結婚して、何人子供さんがいて、いつ生れたか、車を○○○○年○○月に買っていて、もうそろそろ買い替え時期とか・・・。
クイズで答えて、懸賞がもらえるという、クイズ賞金に応募する情報や、まさかと思いますが、宝くじが当たって、銀行で受け取る時に書く、顧客情報などもです。
あらゆる情報が悪質業者の手元にあるのです。
悪質業者はそのデータを元に、ここのうちはお金をもっているとか、何を欲しがっているのを知り、訪問しています。
点検商法の問題点2
悪質です!
借家で、「大家さんに相談しないと」と返事をすると、
「地震が来たときに本当に困るのは、実際に住んでいる〜さんです。」とか、
「〜年住んでいると、借りている人のものと同じです」などと、
法律的知識のない一般の消費者をだまして、とにかく契約を結ばせてしまう事例もあり、営業方法の点で悪質性があります。
被害者が被害に遭ったという意識をあまり持っていません。
きれいなパンフレットや施工後の現場写真をアルバムにしたもの等を交付するなど、自分はちゃんとした仕事をしてもらったという意識を持っています。
点検商法の問題点1
必要性のない工事です!
床下換気扇、屋根裏換気扇、床下乾燥剤、屋根裏乾燥剤、耐震補強金具など総合的に見て必要性のない工事である点が問題です。
たとえば、耐震補強金具については地震の危険から耐震補強工事の必要性が説かれていますが、耐震補強工事とは一般的に、建物の構造を調べた上で、筋交いを入れる工事を想定しています。
耐震診断もしないで耐震工事をするなど考えられないのです。
また、契約金額が割高です。
点検商法の問題点としては、工事に必要性がないだけでなく、材料費から考えて、とても割高な値段が付けられているということができます。
法律的には暴利行為(公序良俗違反で無効)と考えられる場合もあります。
被害金額が多額です。
1回の契約金額が数十万円から数百万円。全体の合計金額が数百万円から数千万円に上ることも稀ではありません。
点検商法の手口(一例)
点検商法では、飛び込みのセールスマンが、
「建物の土台に設けられている通風口に取り付けられている鋳物製の網では害虫(白蟻)やネズミが出入りするから、目の細かいステンレス製の網(防虫ネット)を付けませんか?」
などと言って、家の中に入る口実を作ります。
防虫ネットなどの契約をしてしまうと、防虫ネットを設置する際に「ついでだから」などと言って床下に入り込み、湿気ていて土台が腐っているとか、柱とかが緩んでいて地震が来ると危ないなどと告げて不安感をあおります。
そして、当日または翌日には50万ないし60万円程度の契約をしてしまうことになるのです。
一旦契約及び施工をした後でありながら、その翌日とか1週間後に、「あれだけでは足りない」などと言って、短期間に複数の契約を結び、被害が拡大するのです。
一旦契約した後も、一定期間を空けて、再度契約者宅を訪問して追加の契約をしたり、耐震補強金具などへ取扱商品を拡大する例が多く、ひどい事案では、被害総額が数千万円に上ることも稀ではありません。
「点検商法」とは
悪徳業者のセールスマンは、「床下が湿気ています。」
「地震が来たときに大変だ。」などと、不安感をあおります。
そして不要かつ不当な内容の工事を不当に高額な金額で契約させる消費者被害が点検商法です。
「床下の点検に来ました」など、「点検」を口実にすることがあることから「点検商法」と呼ばれています。
中には、「水道管の高圧洗浄をします」とか「下水マスの掃除サービスをします」など、セールスの切っ掛けは必ずしも「点検」に限られません。
したがって、「点検」を口にしないセールスマンが来たときにも注意が必要です。
また、「たまたま点検で近所に来ていた」「近所に挨拶回りをしているところにたまたま目についた」など、善人を装って無料で点検するかのように近づいてくるセールスマンもいます。
これらも「点検商法」と呼ばれています。
さまざまなパターンが有りますが、その代表的なものとしては床下点検・外壁点検・布団点検・水道水点検・消火器点検などが有ります。
訪問で業者が勝手に来ます、ということでまずは訪問販売に関係する法律が該当してきます。
その上で取るべく対策を考えることになります。

